在宅医療の需要は年々高まってきており、対応できる薬剤師も多く求められてきています。
調剤報酬においても年々在宅医療に対する評価を高めてきており、在宅医療のスキルを身に付けることは非常に将来性があります。
そのためには、すでに在宅医療に関わっている薬局への就職は最も効果的であると考えます。
ただ、最近はどこの薬局も「うちは在宅医療に力を入れています」と言っていて、どこを選べばよいのか分からなのではないでしょうか。
在宅医療に力を入れているということも、どのような在宅医療かによって異なります。
例えば「施設在宅を中心に力を入れている」、「個人の自宅在宅で終末期にも関わっている」どちらも【在宅医療に力を入れている】ということになります。
皆さんが就職活動や転職活動をする上で求めている在宅医療ってどのようなものでしょうか?
まずはそこを明確にすることも重要です。
ケロケロさんはどんな在宅がしたいですか?
ケロケロ薬剤師
施設の沢山の患者さんの薬、、よりも終末期の在宅に関わりたいです!
在宅医療のやりがいについては別の記事で記載しているので参考にしてください
今回の記事では在宅に力を入れている薬局の見分け方について探っていきます。
特に終末期在宅医療に関わっている薬局の見分け方を重点的に行います。
ここでは「終末期在宅医療に力を入れている薬局」として以下のように定義します。
- 終末期がん患者の対応をしている
- 無菌調剤にも対応している
- ポンプのレンタル事業を行っている
- 中心静脈栄養法や麻薬注射剤の扱いがある
見分ける方法として大きく分けて以下の5つの方法があります。
- ホームページで会社紹介を見る
- SNSにおける社員や経営者の発信を見る
- 各地域厚生局から施設基準届出状況を確認する
- 地域連携薬局・在宅緩和ケア対応薬局であるか確認する
- 実際に見学に行く
それでは順番に詳細を見ていきましょう。